何を「やらなくても」TOEIC900超えを達成できるか
はてブでは英語勉強法エントリが相変わらず人気のようです.
それらを読んでいると,世の中には本当に様々な「効果的な」勉強法があって,自分は一体どれをやれば良いのか,何から始めるのが適切なのか,迷ってしまう人がいるんじゃないかなあと思います.
そこで今回は,巷で「効果がある」と言われている勉強法の中から,私がやったことが無い,あるいは試してみたけど全然続かなかった勉強法を挙げてみようと思います.
勉強法は人によっては合う合わないがある,ということを言いたいだけで,挙げられている勉強法の効果が薄いわけではありません.
ただ,やらなくてもTOEICで900点取れるぐらいにはなれる(人もいる),ということは確かです.
読者の皆さんの,「自分に合った勉強法」を探す手助けになれば,と思う次第です.
多読
辞書を引かず,わからない箇所はとりあえず飛ばして,とにかく量をいっぱい読む,という勉強法.比較的簡単な読み物,たとえば語彙制限がしてある書籍(PENGUIN READERS など)で実践するのが良いとされています.
英語上達完全マップで勧められていたこともあって,私も PENGUIN READERS の中から面白そうだと思ったやつを2,3冊買って読んでみました.
が,挫折しました.
やはり語彙を制限しているだけあって,残念ながら読んでいて全く面白くない.ダラダラと「あらすじ」を読んでいるだけ,みたいな気がしました.仕方が無いので普通に(語彙制限の無い)興味がある本を買ってみましたが,今度は難しすぎて辞書無しだとどうにも面白さがわからない.結局,辞書を引き引き読んでます*1.
ちなみに,お金がかかり過ぎるのも私には難点だと思いました.ちょうど良いレベルで,自分が興味が持てる教材を,大量に低コストで入手できるなら良いのではないでしょうか.
リピーティング
一文,あるいはある程度の長さの文章を聞いて,それを自分の口で再現する勉強法です.リテンションとも言います.
これは,とにかく負荷が高い勉強法です.理由としては,
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- 集中しないとできない(「理解する」「覚える」「口に出す」をほぼ同時にやるため)
- 通常の音声教材の場合,再生・停止を手でやらないといけないので面倒くさい
などがあるかと思います.
実は後者の負荷が相当でかくて,少なくとも通勤電車の中でやる気はしないので私には不向きである,という結論に達しました.
ちなみにid:Brittyさんが最近エントリを上げられていたシャドウイングは,同じ教材でやる場合にはもう少し負荷が低い勉強法です.(正確に言うと,負荷を低くした状態であってもとりあえず実践できる)
参考にした記事
英英辞書を使う
dankogai氏が語彙増強のアイテムとして挙げられていましたが,私はつい最近まで使ったことがありませんでした.今は,Oxford Dictionary of English と Oxford Advanced Learner's Dictionary が収録されている電子辞書を使ってます.
使い始めると明らかに「あった方がいい」という印象ですが,TOEICの試験勉強程度だと,必要は無いかも知れません.
参考にした記事
少しずつでいいから毎日欠かさず英語を勉強する
さらっとこういうことが書かれていることがあるのですが,普通に無理です*2.
以上です.
逆に,私が何をやって来たかについては,追い追い書いていきたいと思います.